知っていますか?シニアの不動産をターゲットにした「押し買い」に気を付けて!

住まい

こんにちは。このブログの管理人です。

いま、お持ちの不動産を市場価格より大幅に安く買い取られてしまう「押し買い」が問題になっています。

近年急増していることもありますので、注意が必要です。

不動産の「押し買い」注意点と撃退法についてまとめてみました。

「押し買い」とは

不動産の査定や買い取りの依頼をしていないのに、自宅に訪問して不動産を強引に買い取る悪徳業者による行為です。

不動産を売る意志がないにもかかわらず、一般の市場価格より大幅に安く買いたたかれてしまう事が、大きな問題です。

ターゲットとしては60代以降のシニア層が狙われています。

年齢的に判断能力が弱まっている事、親族などが近くにいないなどのすきをついて素早く強引に不動産の買取りをしてしまいます。

もし不動産の売却や処分を考えていたとしても、訪問販売業者による不動産買取りには厳重な注意が必要です。

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「押し買い」対策

1.知らない業者が訪ねてきても家へは上げない。

2.アポイントのない訪問販売などは対応しない。

3.大きな売買などは、必ず家族に相談する。

以上の3つは、常日頃家族で確認しておくとよいでしょう。

もし家に上がり込まれてしまった場合

・毅然と断る。

・業者名や許可証などを確認する。

・断っても退去しない場合は、警察へ通報をしましょう。

契約書にサインしてしまった場合

・基本的に契約は成立したものと見なされるため、違約金が発生したり解約ができないなど難しい状況になってしまいます。

自宅の売却はクーリングオフの対象外になります。

一般的に知られている一定期間中であれば解約ができるクーリングオフは、自宅の売却には適用されません。

一度契約書にサインしてしまうと、取り消しができないので気を付けましょう。

ハウスリ-スバックとは

ハウスリースバックとは近年耳にする方も多いと思います。

不動産業者に自宅を売却して売却代金を受け取ります。

その後、不動産業者とその家の賃貸契約を結び家賃を払ってそのまま住み続けるというシステムです。

いったん自宅の売却資金が手元に入るため、老後の資金が必要、病気などの為まとまったお金がいるという方には要望がかなえられるという部分もあります。

また、固定資産税や修繕費用などから解放されるため老後の資金計画も立てやすくなることもあります。

ハウスリースバックの注意点

・ハウスリースバックの売却価格は一般の不動産売買か買うより低い傾向があります。

・一部のリースバック業者では不当に契約内容、賃料を変更するなどの行為を行いトラブルも発生していることを念頭に置いて慎重に判断しましょう。

対策としては、複数の業者に見積もりを依頼する。

ご自身の不動産の適正価格を知ることが安く買いたたかれない対策となります。

また、弁護士や不動産コンサルタントへ相談するのも良いでしょう。

いづれにしましても、不動産を売却する時は一人で決めない

せかされても、急いで決めない。まして当日に契約は危険!!

このような不動産の「押し買い」が急増していることを忘れずに生活しましょう!

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